
御社の業務内容を教えてください。
翻訳、通訳をはじめ、国際イベントに付随する様々な語学のサービスやサポート、米軍とのビジネスマッチング、研修の企画・実施などを行っています。
県内の企業で外国語のニーズはあるのでしょうか?
海外からの観光客が増えているに対して、観光施設におけるソフト面でのサービスは、まだまだ不充分に感じます。
また、県内では米軍との取引きを下請けしている企業がたくさんあるのですが、そこに英語力・コミュニケーション力をつければ、下請けでなくていいわけですよね。
自分たちで利益を得て、企業の足腰の強さを「人材の力で開発していく」というのも一つのやり方。
米軍との取引きは難しいのですが、それに耐えうる仕事をしていたら、アジアでもやっていけると思いますよ。
石原社長は、学生の頃に世界を旅したそうですが、印象に残る経験はありますか?
アメリカとイタリアの大学に留学し、在学中には休みを使って各国を旅しました。
そして就学を終え、さてこれから何をしようかな・・・と自分の将来を漠然と考えながら、中南米にあるベリーズ島に滞在していた時のことです。
ビーチで喉が乾いたのですが、オフシーズンで販売機も何もありません。
近くにいた現地の子に「飲み物を買いたい」と言ったら、その子はヤシの木に登って実を取り、その辺にある道具で割ってヤシの実のジュースを手渡してくれたんです。
いつもの習慣でお金を渡そうとした私に、彼は笑い出して「なんで?僕はこれを神様に届けるの?」と本気で言うのです。
彼のその言葉に、はっとさせられましたね・・・。
私ほど色んなことを見て知っている人はいないだろうと、とても天狗になっていたわけですよ。
人と人が本当に理解し合うためには、言葉だけではないんですね。
学歴や語学力だけでは世界は動かないということにそこで気付かされ、沖縄の地に足をつけて世界のために何かしようという思いが芽生え、現在の私があるのです。
外国語を仕事に活かすには、どうしたらいいでしょうか?
外国語を専門の仕事としてお金をもらうとなると、かなり難しいと思います。
ただ、外国語が好きだという人は、企業に勤めて、その企業の財産となるような語学系の柱を自分で立ててみてはどうでしょうか。
外国語から探すのではなく、興味のあるキャリアを探せばいいんです。
私は接客が好きだというなら接客を極めていって、自分なら仕事のこともよくわかって、しかもそれを外国語で全部対応できるよ・・・というところに突き進めば、自分の強みになるでしょう。
最後に、就職活動に一生懸命取り組んでいる学生にアドバイスをお願いします。
企業というのは成長し続け、利益を生んでいくという目標があります。
一人一人がその戦力となるわけですから、「会社のために汗を流して、チャレンジしてくれるのか」というところを企業は見ています。
そして、大切なのは【本気度】。
型にはまる必要はありません。
下手に策略を考えず、当たって砕けろの精神でぶつかってみてください。